瑞輪寺
地下鉄千代田線千駄木駅の南東、徒歩7分。急勾配の屋根の本堂が荘厳なたたずまいを見せている。
天正19年(1591年)、慈雲院日新上人を開山として日本橋馬喰町に創建されたのに始まる。。その後神田に移転し、慶安2年(1649年)現在地に移転した。明治元年の上野戦争では伽藍を焼失したが、以後再建された。
江戸時代には身延山久遠寺の善立寺(足立区)、宗延寺(杉並区)と並ぶ江戸触頭であった。また、江戸十大祖師の一つであり、除厄・安産飯匙の祖師と称され、信仰を集めてきた。
本堂に安置している釈迦如来像は台東区の有形文化財に指定されている。境内には鐘楼堂、東京七面堂が建ち、墓所には江戸時代の漢詩人大沼枕山の墓があり、台東区の史跡に登録されている。
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