地下鉄千代田線千駄木駅の南東、徒歩6分。梅岩西堂和尚が寛永7年(1630年)神田に創建した。その後、元禄14年(1701年)に当地へ移転したと伝えられる。 寺は三崎坂の通りに面していて寺門を入るとすぐ本堂がある。大きな寺ではないが、寺では木像地蔵菩薩立像を安置しており、この木像は台東区の有形文化財に指定されている。 また、墓所には伊東玄朴の墓がある。伊東玄朴は幕末から明治にかけての蘭医。安政5年(1858年)江戸に幕府の種痘所を開いた。近代医学の祖とされる。墓は都旧跡に指定されている。