浅草迷子しらせ石標

　地下鉄銀座線浅草駅の北西，徒歩6分。宝蔵門を過ぎ、浅草寺本堂に向かって左側の目立たないところにある。
　 石標には「南無大慈悲観世音菩薩まよひこのしるべ」と刻まれていて、江戸時代に迷子に関する情報をやり取りするために用いられた。「しらする方」と刻まれた右側面には、預かっている迷子や訪ね人の情報を書いた紙を貼り付け、「たずぬる方」と刻まれた左側面には、探している迷子や尋ね人の人相や特徴などを書いた紙を貼り付けて、この張り紙を見て迷子や尋ね人を探した。
　 もともとは安政2年（1855年）大地震での吉原遊郭での死者を弔って建てられたが、第二次世界大戦の際に倒壊し、昭和32年（1957年）に復元された。
　東京都の旧跡に指定されている。

Address	東京都台東区浅草2-3-1浅草寺
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Access	地下鉄銀座線・都営浅草線浅草駅・東武伊勢崎線浅草駅から徒歩6分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分
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