了翁禅師坐像・塔碑
JR鶯谷駅の西,徒歩7分。寛永寺の境内にあり、小堂宇の中には了翁禅師の像が祀られている。
了翁禅師は、黄檗宗の僧侶。「錦袋円」という薬をつくり、収益で江戸大火の難民救済や寛永寺の学問所「勧学寮」を設置するなど、東叡山を中心に、熱心な社会奉仕に取り組んだ。また、大蔵経を所蔵する経蔵を建立した。その功によって輪王寺宮より勧学院権大僧都法印に任ぜられ、宝永4年(1707年)78歳で没した。
坐像は、元禄5年(1692年)、了翁禅師が55歳の時に建立された。この小堂宇の隣には「武州東叡山勧学講院了翁僧都道行碑記」という了翁禅師の顕彰碑が建っており、これも坐像と同じ元禄5年に建立された。もともとの場所や移築された時期などは明らかではない。
東京都の旧跡に指定されている。
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東京都台東区上野桜木1-14-11寛永寺 |
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JR鶯谷駅から徒歩7分 |
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