東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅の北西,徒歩8分。隅田公園内にある。貞観2年(860年)ごろ慈覚大師の創建と伝えられる古社で,本所の総鎮守であり,墨田区内ではもっとも歴史が古いといわれる。 社殿は昭和初期の再建で落ち着いたたたずまいを見せ,境内には文政8年(1825年)に奉納された青銅製の「撫で牛」(なでうし)がある。体の悪い部分を撫でて牛の同じ部分を撫でると病気がなおるといわれ、多数の人々に撫でられて牛はつやつやと輝いている。 また、社殿前には全国的に珍しい形の三輪鳥居(三つ鳥居)と「狛牛」がある。社殿をはじめ墨田区の有形文化財に登録されているものが数多い。