東急大井町線戸越公園駅の北東,徒歩7分。江戸時代に熊本藩主細川家の抱屋敷だったところで,当時の庭園の一部がそのまま残された形で,昭和10年(1935年)に東京市立戸越公園となった。その後移管を受けた品川区が,池を中心にした回遊式庭園の当時の姿に改修復元した。 正門(薬医門)も復元されているほか,園内には池のほかに渓谷や小さな滝などもあり,往時の大名屋敷をしのぶことができる。