京急本線新馬場駅の北、徒歩3分。旧東海道沿いにある。芝増上寺の末寺で、至徳元年(1384年)言誉上人が法然上人自刻の像を祭って建立したのに始まると伝えられる。 幕末の品川台場築造の際に品川御殿山から出土した中世の板碑121基を保存しており、その由来を記した遺墳碑が建てられている。また、境内には天保の飢饉で亡くなった人の供養搭「流民叢塚碑」があるほか、樹齢約400年と言われるイチョウの巨樹がある。 さらに、門の前には「品川小学校発祥之地」の碑があり、寺は数々の歴史を刻んでいる。