京浜急行新馬場駅の東、徒歩3分。ネオン広告や看板製作などを事業の中核にして長い歴史がある昭和ネオンが平成18年(2006年)にオープンした。 展示室は本社ビルの2階にあり、同社の社長・会長であった高村五郎氏が収集した古い看板を展示している。江戸時代から昭和初期に至るまでの看板の数はコレクションの中から180点。酒屋、薬屋など、商店の職種別に分類されており、時代の変遷や当時の風俗などを垣間見ることができる。 これらの看板などは美術的価値や骨董品としての価値がそれほど高くはなかったため廃棄されることが多かっただけに、貴重な資料を展示するユニークなミュージアムである。