東急東横線学芸大学駅の南,徒歩約15分。サレジオ修道会に属するので,一般にサレジオ教会と呼ばれており,昭和29年(1954年)にイタリアのカトリック教団によって建てられた。 美しい鐘塔を持つロマネスク様式の大聖堂には,江戸時代中期に来日して殉教したシドッチ神父が持参した「江戸のサンタ・マリア」と呼ばれるキリシタン受難の歴史を伝える聖母絵が掲げられており,パイプオルガンとステンドグラスが荘厳な雰囲気をつくっている。