東急東横線都立大学駅の西、徒歩10分。氷川神社の西隣にあり、神仏分離令が出される以前は氷川神社の別当寺であった。慶長5年(1600年)ごろ頼栄上人による開創と伝えられるが、明らかではない。享保年間(1716〜1736)に本堂を建て直したという記録が残されている。 本尊の不動明王は、応仁2年(1468年)に大和国で造立され、この地に運ばれたものであることが、像の内部から発見された古文書によって判明した。この像は目黒区の有形文化財に指定されている。 明治4年(1871年)には目黒区で初めての小学校(後の八雲小学校)がこの寺で開設された歴史がある。 境内は広くはないが、静かさと本堂の古さが調和している。