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東急目黒線洗足駅の北、徒歩7分。江戸時代後期の建築と推定される古民家(農家)の屋敷と建物を保存したもので、屋敷林に囲まれた中に古民家の主屋、茶室、離れ、納屋、民具展示室、庭園などがある。平成7年(1995年)まで実際に住居として使われ、同年、「財団法人宮野古民家自然園」として公開された。 屋根が葺き替えられるなど部分的に改修・改築などがなされてはいるが、江戸時代の建物がとてもよい状態で保存されており、かまどや五右衛門風呂なども昔のままの状態で残されている。また、敷地内にある民具展示室では、江戸時代から今日に至るまでこの地域で使われていた農具や生活用品が展示されている。 主屋は目黒区の有形文化財に指定されており、屋敷全体は目黒区の史跡に指定されている。