JR大森駅の西、池上通りを越えてすぐのところにある。天照大神を祭る神社だが、創建の年代は明らかではない。 その昔、奥州征伐の途上で八幡太郎義家が戦勝祈願をして境内の松に木に鎧を掛けたといわれる「鎧掛の松」の伝説が残されている。この松は「八景坂鎧掛松」として歌川広重の浮世絵に描かれたことでも知られているが、枯れてしまったため現在は残っていない。 かなり急な石段を上ると、ひっそりとした境内にこぢんまりした社殿がある。