東急池上線洗足池駅の北西、徒歩6分。洗足池の北西の池畔にある。 貞観2年（860年）、宇佐八幡を勧請して創建されたと伝えられる古社。平将門の乱の際には、乱を鎮圧するため鎮守府副将軍として下向した藤原忠方が、乱の平定後この地に土着してこの神社を氏神としたと言われる。また、八幡太郎義家は奥羽平定に向かう際に洗足池で禊をして戦勝祈願をし、さらに安房から鎌倉へ向かった源頼朝はその途中でこの地に陣を構えて気勢を上げたことから「旗揚げ八幡」と呼ばれたと伝えられるなど、数々の古い歴史を刻んでいる。 平家物語の「宇治川の合戦」に登場する名馬「池月」はこの地の産といわれ、境内には「名馬池月の像」が建てられている。
