妙福寺
東急池上線洗足池駅の北、徒歩3分。洗足池の池畔にある。
年代は明らかではないが、もともと日本橋馬喰町で創建され、明暦の大火(1657年)により浅草永住町へ移転、関東大震災で被災し、昭和2年(1927年)に移転してこの地にあった御松庵と合併したと言われる。
一方、御松庵は、日蓮上人が池上本門寺へ向かう途中に洗足池で休憩し、老松に法衣をかけて、池の水で手足を洗った際、池から七面天女が現れたと伝えられ、このことを記念して七面天女を安置するお堂を建てたのが始まりとされる。
本堂(祖師堂)は天保4年(1833年)の建築で、国の有形文化財に登録されている。
境内には日蓮上人袈裟掛けの松や馬頭観世音供養塔などがある。
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