小田急線千歳船橋駅の南西、徒歩10分。環八通りに面している。もとは植村傳助氏の邸宅があったところで、世田谷区が買い取って公園としたもの。平成15年(2003年)にオープンした。 武蔵野の風景を再現するという構想のもとに植村氏が昭和初期につくった庭園がそのまま受け継がれており、庭園の名称は園内中央部の草地がスミレの咲く「場」であることにちなんでいる。面積は約6600uだが、草花や木々が茂る深い緑が豊か。昆虫や野鳥も多く、森の中に入り込んだようなゆったりした気分に浸れる。 園内にはネイチャーセンターがあり、インタープリター(自然解説員)が常駐していて自然の価値の重要性を教えてくれる。