東急田園都市線桜新町駅の南東、徒歩6分。神社の南側からは鳥居をくぐってすぐのところに社殿があるが、北側は古道の大山道(都道427号)から社殿まで細い参道が南に向かって約250mほど続いている。 創建の時期は明らかではないが、江戸時代に京都の伏見稲荷大社を勧請して創建され、この地域の鎮守社として信仰されてきたと伝えられる。現在の社殿は昭和6年(1931年)に造営されたもので、例大祭には細い参道に数多くの露店が並んでにぎわいを見せる。 また、境内には小さな祠があり、ふくろうを祭っている。かつて境内にはふくろうがいて、この鳴き声を聴くと願いごとが叶うといわれた名残と言い伝えられている。