京王井の頭線久我山駅の南西、徒歩18分。烏山寺町の中の一軒。慶長17年（1612年）、利玄院日義上人を開基として、神田加治橋に創建された。利玄院日義上人は徳川家康の囲碁の師匠であったと言われる。 寛永年間（1624〜43年）に谷中清水町に移転、さらに元禄4年（1691年）、本所出村（のちの太平町）に再移転した。この地は地盤が低く、しばしば水害に遭い須弥壇まで水につかることもあり、古記録などを流失したといわれている。さらに関東大震災後の昭和3年（1928年）に現在地へ移転した。 手入れの行き届いた庭が美しい。境内には三遊亭圓生の碑がある。 →からすやま寺町案内 http://www.tera-machi.com/tera/
