JR渋谷駅の東,徒歩5分。渋谷氏の祖である河崎基家が寛治6年(1092年)に創建したと伝えられる古社。この地の豪族の渋谷氏の鎮守社であったといわれ,渋谷という地名もこれにちなんでいるという説がある。 江戸時代初期のころの造営と伝えられる権現造りの社殿は極彩色の華やかな絵様・彫刻で覆われており、当時の建築様式をとどめている貴重な建物で、江戸中期の建造とされる寺門とともに渋谷区の有形文化財に指定されている。 境内には江戸中期に創建された農業の神・宇賀御魂命を祭る玉造稲荷神社がある。