JR渋谷駅の西、徒歩2分。ファッションビルの「Shibuya109」から左に分かれて玉川通りへ至る約500mの坂。飲食店をはじめ道の両側には店が軒を並べる渋谷の代表的な繁華街。 名前の由来は、昔この地に道玄庵という寺があったからとか、大和田太郎道玄という山賊が出没したためなど諸説があり、定かではない。明治時代の終わりごろからにぎやかな商店街が形成され、大正時代に渋谷駅が現在地に移り、さらに昭和に入って東急東横線、京王井の頭線が開通すると都内でも有数の盛り場となった。第二次世界大戦の空襲で焼け野原となったが、復興して東京では有数の盛り場となった。 公園通りが次第ににぎわいを見せるにつれて集客力が落ちたと言われるが、渋谷の代表的な繁華街であることに変わりはない。 →渋谷略図