西武新宿線沼袋駅の南,徒歩3分。中野刑務所跡地に下水処理場と公園を兼ねた施設として計画された防災公園で,昭和60年(1985年)より整備が終わった区域から順次開放されている。 園内は約5万5000uの広さで,芝生広場を中心にしてスポーツ広場,トリムの広場,水辺の広場や児童遊園などからなる。 刑務所があった時代に古代の遺跡が発見され,公園として整備する段階での発掘調査では古墳時代の住居跡や多数の土器が出土した。園内には弥生時代の住居が復元されている。また,管理事務所内には平和史料展示室があり,「憲法擁護・非核都市の宣言」を行った中野区の平和行政の取り組みに関する資料を紹介している。