JR,地下鉄丸ノ内線荻窪駅の北,徒歩20分。文和元年(1352年)下総の中山法華経寺三世浄行院日祐上人の開山と伝えられる日蓮宗の古刹。緑が豊かで静かな境内に本堂,三十番神堂,鐘楼がある。 江戸時代には将軍家光のお鷹狩りの際に葵紋幕と五石の朱印地の寄進があり,御朱印寺とも呼ばれた。 本堂は昭和6年(1931年)に改築されたもので,手入れの行き届いた境内にはシダレザクラのほか四季折々の花が美しい。 囲碁の家元・六世本因坊知伯の墓は,杉並区の指定史跡文化財に指定されている。