地下鉄丸の内線新高円寺駅の南、徒歩3分。五日市街道から南へ入ってすぐのところにある。寛永4年(1627年)江戸下谷池ノ端に開創したのに始まる。江戸時代には老中阿部豊後守忠秋をはじめ大名旗本の信仰が厚かったといわれる。 現在地に移転したのは大正2年(1913年)。昭和20年(1945年)の戦災で伽藍を焼失し、昭和41年(1966年)に再興された。『解体新書』の訳者のひとり、前野良沢の墓があるが、良沢の遺品などは戦災で焼失した。 境内は木々に包まれて静かなたたずまいを見せている。