永昌寺

　京王線下高井戸駅の北、徒歩4分。龍昌寺5世の明岩舜洞を開山として江戸四ツ谷塩町に創建したと伝えられるが、その年代は明らかではない。
　明治43年（1910年）、下高井戸2丁目にあった永泉寺を合併し、当所へ移転したと言われる。昭和20年（1945年）、戦災で堂宇を焼失し、その後再建された。
　寺では玉川上水の永泉寺付近の工事の際に土中より発見されたと言われる玉石を玉石薬師堂に安置している。この玉石はその光沢の中に薬師像が浮き出たと言われている。本堂焼失の際に焼かれて光沢は失ったが、当時は信仰を集めた。
　門前と境内には、江戸時代に建立された庚申塔と地蔵塔がある。

Address	東京都杉並区永福1-6-15
Phone	03-3322-4009
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Access	京王線・東急世田谷線下高井戸駅から徒歩4分
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