京王線下高井戸駅の北、徒歩5分。もともとは相州小田原に創建されたが、その年代は明らかではない。天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原城攻略の際に罹災し、江戸に移転した。 幾たびかの移転を経て浜町御坊(後の築地本願寺)の寺中寺となり、築地本願寺とともに歴史を歩んだ。 関東大震災で堂宇を焼失し、昭和3年(1928年)に築地本願寺から分かれて現在地に移転した、その後も昭和20年(1945年)の空襲で罹災したが、昭和45年(1970年)、伽藍を再建した。