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金剛院

 西武池袋線椎名町駅の北,徒歩1分。大永2年(1522年)聖弁和尚による開創の古刹。はじめはやや北の武蔵豊嶋郡長崎村(現在の長崎3丁目)にあったが、宝永6年(1709年)ごろに現在地に移転したといわれている。
 安政年間(1854〜60年)には、本寺の宝仙寺から智観比丘尼が入寺し、寺子屋を開設して地域の庶民教育を行ったと伝えられる。また、明治元年(1868年)の神仏分離令までは西隣の長崎神社の別当寺であった。さらに明治時代には長崎村役場が置かれるなど、寺には数々の歴史がある。
 朱塗りの山門は将軍家からの許可により安永9年(1780年)に建立されたもので、当時は「赤門寺」とも呼ばれた。この赤門は豊島区の有形文化財に指定されている。また,寺には永享12年(1440年)の銘がある板碑や宝永4年(1707年)造立の庚申塔が残されており、いずれも豊島区の有形文化財に指定されている。
 平成26年(2014年)4月、境内にカフェ「赤門テラス なゆた」をオープンして話題になった。

Address 東京都豊島区長崎1-9-2
Phone 03-3957-2313
URL http://www.kongohin.or.jp/
Access 西武池袋線椎名町駅から徒歩1分
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