JR池袋駅の北西徒歩12分。堀家へ嫁いだ福知山藩主朽木元網の息女が開基となり、一松宗全和尚を迎えて慶長18年(1613年)泉岳寺境内に観音堂を建立したのに始まる。その後泉岳寺の塔中となり、明治43年(1910年)に現在地に移転したと伝えられている。 この開基の女性が病気の養生中に、鳩から「この薬を煎じてお茶の代わりに飲めば治る」と言われた夢を三晩続けて見て、その薬を飲み続けたところ全快した。そのことから「鳩寺」とも呼ばれるようになったと言われる。