JR南千住駅の南西,徒歩3分。もともとは小塚原回向院の一部であったが、明治時代に国鉄の線路が敷かれて境内が分断され、昭和57年(1982年)に分院独立した。 寺は近代的なコンクリート造りの建物で、JR常磐線と地下鉄日比谷線の間にあり、境内には高さ4mほどの「首切り地蔵」と呼ばれる大きな地蔵が建っており、延命地蔵尊とも呼ばれる。 このあたりは江戸時代のお仕置場があったところで,地蔵は刑死者の霊を慰めるために寛保元年(1741年)に建立された。もとは南千住貨物線の南にあったが、鉄道工事のために現在地に移された。