都営地下鉄三田線新高島平駅の南西,徒歩15分。信州の諏訪大社の分霊を勧請して文明年間(1469-1487年)に創建したと伝えられる。 鳥居をくぐると朱塗りの随身門があり,本殿の前には左右に銀杏の巨樹がある。夫婦銀杏と呼ばれ,樹齢は明らかではないが,縁結びや夫婦和合のシンボルとして信仰を集めている。 また,この神社は国の重要無形民俗文化財に指定されている「田遊び」の行事で知られている。田遊びとは,稲作の作業内容を唱えて五穀豊穣を祈願し,神に奉納する行事で,毎年2月13日に行われる。