東武東上線成増駅の東、徒歩17分。武蔵野の面影が残る赤塚の丘陵地にある区立の植物園で、昭和56年(1981年)に開園した。 園内は本園と万葉・薬用園とに分かれており、本園には四季の道、野草の道などの散策コースが設けられていてその周囲に数多くの草木が植えられている。ほとんどすべての草木には名前が表示されており、実物と名前を知りたい人には便利。目のご不自由な人のために、芳香のある花木も植えられており、それらの草木には点字の説明板が設置されている。 園内中央部の小高い丘の上は芝生広場になっており、その西側には万葉集に詠まれた植物、薬用植物を植えた万葉・薬用園になっている。