西武池袋線練馬高野台駅の北,徒歩5分。長命寺は、後北条氏の一族である増島重明が慶長18年(1613年)に高野山にならって茅堂を建てて弘法大師像を安置したのに始まり,弟の重俊が大師堂などの堂宇を建立した。 寺の規模は高野山奥の院にならったもので,「東高野山」とか「新高野山」とも呼ばれ,徳川将軍家の尊崇をを受けるとともに,霊場として江戸庶民の信仰を集めた。奥の院は現在でもそのころの面影をよく残している。また境内には十王・十三仏の石仏群など見るべきものも多い。