京成本線千住大橋駅の南、徒歩５分。この地の開拓民によって延徳2年（1490年）に創建されたと伝えられる。千住大橋が架けられた後、江戸時代には千住宿を通る人々などの信仰を集めた。 土蔵造りの本殿は江戸時代後期に再建されたもので、足立区の有形文化財に指定されている。扉には名工伊豆長八による白狐の鏝絵（こてえ）が残されていることで有名。鏝絵とは漆喰を塗った上に左官職人が使う「こて」で立体的に描く絵で、毎年、例祭（9月15日に近い日曜日）などの日に公開される。拝殿前にそのレプリカがある。
