JR北千住駅の南西、徒歩15分。延長4年(926年)伏見稲荷を勧請し、千稲荷神社として創建されたのに始まる古い歴史がある。その後弘安2年(1279年)に氷川神社を勧請し、明治時代に両社を合祀して西森神社となった。さらに大正4年(1915年)に現在名の千住神社へ改称した。 昭和20年(1945年)の空襲で社殿を焼失し、昭和33年(1958年)に現在の社殿が再建された。 鳥居から拝殿までの参道の両脇には赤い灯篭が立ち並び、境内には稲荷社ほか多くの末社や富士塚、芭蕉の句碑などがある。足立区では各式の高い神社で、9月の祭礼には神輿が繰り出してにぎわいを見せる。