京成押上線四ツ木駅の南東,徒歩12分。嘉祥2年(849年)創建の古刹で,本尊の薬師如来像は伝教大師の作と伝えられている。天正19年(1591)徳川家康から御朱印状を得て,徳川家の祈願所として繁栄し,「きねがわの薬師さま」として庶民の信仰も集めた。 寺では徳川家ゆかりの書状のほか,鎌倉時代の仏像など多くの寺宝を所蔵し,境内には徳川家光手植えの松や勝海舟筆の記念碑がある。4月8・9日の花まつりの縁日には植木市がたつ。