JR亀有駅南東、徒歩15分。中川の右岸、水戸街道の中川橋のたもとにある。嘉応元年(1169年)開創の古刹で、疫病の流行から守る疫神(やくじん)さまとして古くから信仰を集めてきた。 境内には、承応4年(1655年)に建立された庚申塔がある。庚申の日の夜、健康長寿を祈って徹夜をする「庚申待ち」は江戸時代に盛んになった習俗で、庚申塔はその供養のために建てられた。江戸時代初期の貴重なものとして葛飾区の有形文化財に指定されている。 毎年4月に立つ植木市が今も続いている。