JR小岩駅の南東,徒歩15分。大永7年(1527年),京都山城醍醐山の頼澄法印がこの地に下向し,不動明王を祭る小堂を建てたのに始まると伝えられ,小岩不動とも呼ばれている。 境内には仁王門,本堂,不動堂,太子堂などが建ち並ぶ。境内の影向の松(ようごうのまつ)は枝が横に広がった大木で,東西約30m,南北約28mにわたって茂っている。これらの枝を80本を超える支柱が支えており,繁茂面積では日本最大の松といわれ,都の天然記念物に指定されている。