地下鉄葛西駅の南東、徒歩15分。マンションなどの宅地開発が進む住宅地の中にあり、境内にはこんもりと茂る木々などはなく、普通の寺のイメージとは異なる開放的なたたずまいを見せている。 寺は天明年間(1781〜88年)に創建されたと伝えられる。寺門を入るとすぐ右側にある2階建ての鐘楼が有名。江戸時代の鐘楼建築の様式を今に伝える貴重なもので、江戸川区の有形文化財に指定されている。梵鐘は女性信徒たちから寄進された櫛や簪によって作られたといわれる。檀家による鐘撞き保存会によって、朝夕に時を告げる鐘が撞かれている。 毎月6の日にボロ市が立ち、人出がある。