都営地下鉄新宿線一之江駅の東、徒歩20分。嘉禄2年（1226年）、親鸞聖人が上洛の途中、この地で請われて雨乞いをしてその後草庵を結び、3年間住んだのがはじまりとされる。 本堂裏の墓所の前には親鸞にゆかりのある「鏡が池」と「袈裟がけの松」があり、墓所には親鸞の石碑が立っている。 境内には本堂のほかに太子堂と親鸞堂などが建ち、太子堂には聖徳太子の自作と伝えられる聖徳太子立像が、親鸞堂には親鸞の自作とされる親鸞聖人坐像がそれぞれ安置されており、どちらも江戸川区の有形文化財に指定されている。 本堂に向かって左手は明福寺ルンビニー学園幼稚園で、境内には子どもたちのにぎやかな声が響き渡ってくる。
