京王高尾線片倉駅の南、徒歩7分。都旧跡に指定されている片倉城跡を整備して公園としたもので、昭和47年(1972年)に開園した。 約4万平方メートルの広さがあり、櫓台、空堀、土塁など室町時代に築城されたといわれる片倉城の遺跡が残っている。 さらに、この公園は八王子市の「彫刻のまちづくり」に共鳴した彫刻家の北村西望氏にゆかりのある公園とされていて、園内には同氏の作品「浦島−長寿の舞」のほか日彫展特別賞である「西望賞」受賞作品が展示されている。また、園内の一角には住吉神社があり、3月下旬には群生するカタクリが可憐な花を咲かせる。