JR中央線西八王子駅の北、徒歩6分。南浅川のそばにある。開基は八王子千人頭山本忠房で,開山はその弟の价州良天。 文禄2年(1593年)宗格庵という草庵を開いたのに始まり、のちに興福寺6世の永雲によって良价山宗格院となった。 寺は堂々とした門構えを見せ、境内には甲州街道警備のために組織された八王子同心の一員で開港を主張した松本斗機蔵の墓がある。 また、本堂の北側には大久保石見長安が浅川の氾濫に備えて築いたといわれる石見土手の一部が残っており、八王子市の史跡に指定されている。