JR八王子駅の西、徒歩18分。寛永8年(1631年)高野山の末寺として創建されたと伝えられる。 昭和20年(1945年)の空襲で伽藍を焼失したが、その後、本堂・観音堂・太子堂が再建された。整備された広い境内にはこのほかに客殿・庫裡・宝蔵・仏教文化センター(納経所)が建ち並ぶ。 寺では寺宝として「絵本着色高野山絵図六曲屏風一隻」と「紙本着色西王母図六曲屏風一双」を所蔵。これらは東京都の重要文化財に指定されており、毎年11月の文化財ウィークに公開される。 4月から5月にかけて境内の藤棚が美しい。