京王線京王八王子駅の北西、徒歩2分。繁華街に近く、境内はそれほどの広さはないが、天平宝字3年(759)に淳仁天皇の皇后の安産を祈願して創建されたと伝えられる八王子最古の神社。 安産の神として知られるほか、八王子が多西郡と呼ばれた頃からこの地域の総鎮守として信仰を集めてきた。江戸時代には3代将軍家光ほか代々の将軍家から朱印を受け、徳川家の三つ葉葵を社紋にしている。 9月の例祭日に、「泣き相撲」が開催されることで知られており、初詣や七五三などの季節の行事ではかなりのにぎわいを見せる。 拝殿の前には神水殿が建ち、境内末社として金比羅神社など5社がある。