京王線北野駅の北、徒歩3分。平安後期から鎌倉時代にかけて勢力をふるった武士の集団の横山党が京都の北野天満宮を勧請して創建したと伝えられるが、その年代は明らかではない。 寛文4年(1664年)に大義寺の真上法印が社殿を再建したといわれる。住宅街の中、樹木に包まれて静かなたたずまいを見せ、学問の神として信仰されてきた。 境内には移設された北野石器時代住居跡があり、八王子市の文化財に指定されている。また、拝殿に向かって右側には末社の鹽竈神社が並んで建ち、安産の神として信仰されている。 北野の地名はこの神社に由来している。