JR吉祥寺駅の北、徒歩1分。駅の北口一帯に広がる商店街で、エリアはそれほどの広さはないが、縦横に広がる狭い通りに約100店の商店が軒を並べている。通りは仲見世通り、中央通り、朝日通り、のれん小路、祥和会通りからなり、総称してハーモニカ横丁と呼ばれる。 第二次世界大戦後にできた闇市がもともとの始まり。武蔵野市に住んでいた作家の亀井勝一郎がハーモニカの吹き口にたとえて命名したといわれる。 足を踏み入れると食料品や雑貨などの店が混沌とした感じで立ち並び、まるで東南アジアの庶民の町のような濃密なたたずまいをみせている。昭和の懐かしい商店街を感じさせ、昼は買い物客でにぎわうが、のれん横丁などは小さな飲食店が多く、夜になると活気がある。 →ハーモニカ横丁地図(武蔵野市観光機構)