JR三鷹駅の南,徒歩15分。寺は万治元年(1658年)の創建だが,その後台風で堂宇が倒壊し,のちに梅嶺道雪禅師が再興開山した。元禄13(1700年)には,京都の宇治黄檗山萬福寺を本山としてとして現在名に改称した。 墓地には森鴎外の墓と太宰治の墓があることで有名。森鴎外の墓は森林太郎墓と刻まれている。また,太宰治の命日に当たる6月19日の桜桃忌には太宰文学の愛読者をはじめ訪れる人が多い。 →三鷹・吉祥寺略図