JR日向和田駅の西方，徒歩約10分。日向和田駅から二俣尾駅までの多摩川の右岸一帯は吉野梅郷と呼ばれている。この地域の農家に植えられている梅は約２万5000本を超え，３月には一面に紅白の花が開き，花の香りを漂わせる。 広いエリアの中には、中心的な見どころである「青梅市梅の公園」があり、道の途中には吉川英治記念館などの施設や山菜やしいたけ，梅ジュース，梅ジャム，梅せんべいなど青梅の特産品を販売する店があり，観光スポットとなっている。 ＊平成21年(2009年）「ウメ輪紋ウイルス(PPV)」という植物の病気の発生が確認され、梅樹はすべて伐採された。平成28年（2016年）、梅の公園で「梅の里再生植樹式」が開催され、梅の苗木が6本植樹された。その後も梅の公園や地域の農地等で梅の再植樹が行われ、平成29年（2017年）に再び「梅まつり」が復活した。
