即清寺
JR二俣尾駅の南、徒歩20分。吉野梅郷の中の吉野街道沿いにある。長い石段の先に仁王門があり、その奥に本堂がある。
建久年間(1190〜1199年)に畠山重忠が源頼朝の命を受けて造営した真言宗の名刹で、寺名は畠山重忠の戒名「勇讃即清居士」にちなんでいる。寺は頼朝や重忠、北条氏照らの位牌を安置しており、青梅市の史跡に指定されている。
明治37年(1904年)に火災で焼失し、現在の本堂はその後再建されたもの。境内には招春梅と呼ばれる銘木のほか、コウヤマキ、イチョウ、ハクモクレンなど見ごたえのある木が多い。
また、裏山には四国八十八カ所霊場になぞらえて幕末から明治時代の初めにかけて作られた新四国八十八カ所霊場がある。
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