本堂(→拡大写真


仁王門(→拡大写真

高安寺

 京王線分倍河原駅の北東,徒歩約5分。足利尊氏が戦いに倒れた武士たちの冥福を祈って全国に建てさせた安国利生の寺のひとつで,室町時代には幕府の比護のもと大いに栄えたといわれる。現在は曹洞宗だが、江戸時代初期までは臨済宗の寺であった。
 堂々とした山門(仁王門)のほか,本堂,観音堂,庫裡,鐘楼などが建ち、多摩地区では由緒のある寺のひとつにあげられている。
 本堂は享和3年(1803年)の再建、重量感のある仁王門は明治5年(1872年)の建築、鐘楼は安政3年(1856年)の建築で、この3棟の建物は東京都の歴史的建造物に選定されている。さらに、境内の東南部にある観音堂は平成11年(1999年)に復元されたものだが、江戸時代中期の建築様式を伝える貴重なものとして、市の有形文化財に指定されている。
 また墓地の奥には義経の赦免嘆願のため、武蔵坊弁慶が水を汲んで墨をすり大般若経を書写したと伝えられる井戸跡がある。

Address 東京都府中市片町2-4-1
Phone 042-361-2229
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Access JR南武線・京王線分倍河原駅から徒歩5分
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