JR分倍河原駅の南西、徒歩5分。分倍河原駅の西の地域一帯はかつて高倉古墳群があったところで、6〜7世紀ごろの古墳が30基ほど発見されているが、現在はほとんど墳丘部分は残っていない。 その中でこの高倉塚古墳だけが墳丘と周溝が残されており、貴重な古墳として府中市の史跡に指定されている。古墳は住宅地の中にあり、よく整備されていて一般にイメージされるような古い歴史を感じさせるものではなく、まるで現代に新しく造られたような姿をしている。