JR南武線西府駅の西、徒歩1分。西府文化センターの一角にある。府中崖線沿いのこの地域では発掘調査によって約20基の古墳群が発見されたが、この御嶽塚はそのひとつ。 周囲に溝のある円墳だったと考えられる古墳で、塚の上の石祠には御嶽大権現が祀られており、江戸時代後期の山岳信仰の塚であったと考えられてきたが、調査により周溝や地下式横穴墓が発見されて6〜7世紀ごろの古墳と判明した。 太刀などの副葬品を出土しており、府中市の史跡に指定されている。