JR府中本町駅の南西、徒歩7分。小さな塚で、元弘3年(1333年)の新田義貞の軍と鎌倉軍とで戦われた分倍河原の合戦で死んだ人たちを埋葬した塚と伝承されてきたが、平成17年(2005年)に行われた調査で江戸時代に築かれた塚であることが判明した。 名称はそのまま残され、塚にはエノキの大木が茂っている。またエノキの手前には康元元年(1256年)に造られたとされる多摩地区最古の板碑があり、塚は東京都の史跡に指定されている。